神楽坂散歩: Engine (中華)

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海外在住の学び仲間の1人が日本に一時帰国するということで、神楽坂でランチ会を開催することになりました。
 
せっかくなので、ちょっと珍しいものが食べれるお店はないかと考え、ふと浮かんだのが前から一度行ってみたいと思っていたEngine.
「和の食材を使った中華」とウェブでは紹介されていて、食べログの評価も高評価です。
 
場所もいかにも神楽坂らしい、石畳のエリアの一角。
裏道から来たので、迷路のような路地を歩きながら、これであっているのだろうかと不安になりつつ、やっと着きました。
 
なんと、ここは私が好きで何度か来ているフレンチのお店と同じビルの一階。
こんなところに別の人気店があったとは!灯台下暗しです。
 
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ランチセットを注文しました。
 
まずは前菜。左はお豆腐のディップのようなもの。詳細は忘れてしまいましたが、どちらも美味しかったのは確か (^^;)
 

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驚いたのが、こちら。帽子を逆さにしたような器に入ってます。

そうそう、こちら中華なのですが、和食器を使ってるんですね。

一瞬、目の悪い私はバナナのチョコレートソースがけ?と思ってしまいましたが、黒酢の酢豚です。おこげつき。

どれも美味しかったですが、今回はこれが一番のお気に入りでした。バナナにそっくりなものはナス(笑)

 

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主食は担々麺か炒飯が選べます。私は担々麺をオーダー。
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デザートは杏仁豆腐でした。

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がっつり食べたい人には物足りないかもしれませんが、おしゃれで上品。女子会におすすめのお店でした。人気のお店なので必ず予約を!

ブックレビュー:なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

フォトリーディングで100冊読むというチャレンジをしています。タイトルにひかれ、中島聡氏(マイクロソフトで「右クリック」の概念をつくりだした人だそうです!)の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』を読んでみました。

 

キーワードはスラック2:8の法則です。

 

ロケットスタート仕事術

 

中島氏の仕事スタイルを一言でいえば「午前集中型」。

朝4時半に起き「界王拳」を繰り出すがごとく、集中してタスクをこなし、午前中に仕事の8割を終わらせます。マルチタスクは避け、1つの仕事に集中するのが基本。午後は「流し」の時間で、頭を使う必要のないメール対応などにあてるそうです。

 

ラストスパートは諸悪の根源

 

締め切りに追い詰められ、スラック(時間的、精神的余裕)がない状態だと、判断力、処理能力がおち、仕事のクオリティを落としてしまいます。

そこで、準備期間の2割で8割の仕事を終わらせるそう。

最初に集中して8割方完成させ、プロトタイプを作り、残りの時間で微調整をするペース配分だと必ず期限までに間に合い、かつ質の高いアウトプットになります。

2割の期間で8割を完成させるのは正直厳しいし、4時半起きも真似できない...。

でも徹夜が絶対できない人なので、ペース配分を考え、火事場の馬鹿力や気合だけで乗り切るワークスタイルでないところは多いに賛同。すごく頑張れば準備期間の2割で5割くらいの達成率なら可能かな...?

 

複数の仕事を同時進行させるときは?

 

中島氏はフリーランスのため、一度に受ける仕事は1つと決める裁量権があり、マルチタスクはしないそうなのですが、会社員となると一度に複数の仕事を抱えているのが普通で、その場合の対処法も書いてありました。

その場合、1日を横に切るのだそうです。

例えば3冊の本の編集を同時進行で行う場合、まず朝、昼、夜と1日を3つのユニットに分け、朝に本A、昼に本B、夕方に本Cの編集の仕事という具合。

この場合も「準備期間の2割で8割の仕事を終わらせる」というスタンスは保ちます。10日間を1ユニットとすると、最初の2日間が「20倍界王拳」で集中する時期。残りの8日間が「流し」の期間。

他にも参考になるヒントがたくさんありました。

 

それにしても、何もかもスピード重視のこの世の中、のんびり派の自分は時代に逆行しているようで、少し生きづらいです (苦笑) 

 

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神楽坂散歩: 秋のおすすめ和菓子

秋ですね♪

さつまいも、栗、かぼちゃなど、秋の味覚を使った和菓子が店頭に並ぶ季節。最近、神楽坂を散歩していて見つけた秋のおすすめ和菓子を2つ紹介します。

 

紀の善の栗ババロア

神楽坂エリアで最も有名な老舗甘味処「紀の善」。幕末から営業していて、戦前はお寿司屋だったそうです。

www.kinozen.co.jp

JR飯田橋西口、または地下鉄飯田橋駅を出てすぐのところにあります。ここの人気メニューの1つは抹茶ババロアなのですが(写真下)、先日訪れたら季節限定で栗ババロアを売ってました。

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写真を撮り忘れたので、ディスプレイの写真を。ババロアそのものは甘さ控え目ですが、栗の甘露煮とあんこで丁度よい感じ。喫茶コーナーで食べるのはもちろん、テイクアウトも可能です。他の季節限定メニューはおしるこ、栗ぜんざいなど。

 

五十鈴の芋ようかん

2つめはこちら。実家に帰るのに何か手土産をと思い、和菓子屋「五十鈴」に立ち寄りました。お店は毘沙門天から地下鉄神楽坂駅方向に歩いてすぐのところ。

isuzu-wagashi.co.jp

 ディスプレイには色とりどりの生菓子の他、お茶のお供に最適な大福、どら焼きなど、さまざまな和菓子が並んでいて、目移りしてしまいます。「栗きんとん」、可愛らしい「うさぎ饅頭」など迷った末、「できたて」の表示に惹かれて芋ようかんを購入。

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絵はちょっと地味...笑

 

芋ようかんといえば舟和が有名ですが、舟和のものより柔らかく、ねっとりしていない。甘さ控え目。より素材の味が引き立つ、手作り感のあるお味です。私は結構好き。

食物繊維、ビタミンCも豊富だそうです(HPより)。洋菓子に比べて罪悪感がないのがいいですね。ちなみに、こちらは喫茶コーナーはありませんのでご注意を。

神楽坂散策のお土産に是非!

 

 

 

 

 

星のや富士でグランピング体験 その4[番外編]

星のやシリーズもこれで終わりなのですが、最後に番外編を。

 

今回は電車を使っての旅だったのですが、地方の多くの私鉄が赤字経営の中、大月から河口湖までの移動に使った富士急行がすごく頑張っていたと言う話。

 

まず車体がとても可愛いかった!

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快速列車の車体。富士山の顔が1つ1つすべて違うのです!

 

10分程度しか違わないということで、私たちは各駅で行ったのですが、各駅も車内がレトロな感じで可愛かったです。

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奥に見える暖簾のようなものと、木の床が温かみを感じます。

 

そして帰りは快速で帰ろうと思ったのですが、チケットを買うときに普通席か指定席を聞かれました。友達があまり体調が万全でなく、確実に座れた方がよいと思い、「指定席」と言ったら、なんとこの電車は富士山ビュー特急という特別な電車だったことが後で判明。この電車の指定席は特別料金が900円かかることを知らず、想定外のゴージャスな旅を楽しみました。

*富士山ビュー特急

http://www.fujikyu-railway.jp/fujisan-view-express/

中はこんな感じ。食堂車のようになっていて、フリードリンクが楽しめます。

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また、写真スポットに近くとキャビンアテンダント?の方がわざわざ来て教えてくれました。電車も写真を撮りやすいようスピードを落としていたような。これが、教えてもらったポイントから撮った写真。富士急行、頑張ってるなと思いました。

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 畑の向こうにそびえる富士山。

 

特別料金を払うことになってしまいましたが、最後に良い旅の思い出ができたのでよしとします。

4回にわたってレポートした、星のやシリーズもこれで終了です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

星のや富士でグランピング体験 その3[アクティビティー編]

星のや富士では、ホテル内で有料、無料のさまざまなアクティビティに参加できます。以下は私たちが参加したアクティビィティの一例。 

 

エアリアルヨガ

木から吊るしてある布を使って行うヨガです。俗に言うエアリアルヨガと呼ばれるもの。体がすごく伸びます。 

 

・夜のヨガ

夜、暗闇の中で行うヨガ。天気が良ければ星空が見えたと思いますが、あいにくこの日は曇りでした。

 

・河口湖カヌー(有料)

運動音痴すぎて、インストラクターのおじさまを困惑させてしまいました。結構体力使います。

 

・夜のコンサート

夜焚き火の周りに集まり、フリードリンクまたはアルコール(有料)を片手に生演奏が聴けます。この日はちょっとスピリチュアルな感じの不思議な曲を演奏するミュージシャンが来ていました。

 

・ハンモックで読書(随時)

毎朝ハンモックが吊るされます。あいていればいつでも使用可能。実はこれが1番楽しかった! 家にハンモックが欲しくなりました。

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この他にもたくさんのアクティビティーがあります。私たちは参加しませんでしたが、お子様向けの、森のトレッキングなどのアクティビティーも。

アクティブ派の人たちは、河口湖畔にサイクリングに行ったり、周囲の美術館に行ったりするようですが、インドア派の私たちはホテル内の活動だけで十分楽しめました。

アクティティーに参加せずに、部屋でぼーっと富士山をみながら読書をしたり、考え事をするのもおすすめ。もしかするとアクティブ派の方は少々物足りないと感じるかもしれません。

星のや富士でグランピング体験 その2[食事編]

 食事は車で来た場合、外に食べに行くことが可能ですが、そうでない場合は施設内のサービスを利用するか、歩いて10分くらいのところにあるショッピングモールの飲食店を利用できます(住宅地のため、この他にはほとんどお店なし)。

モールにはカフェのようなお店が2件ほどありましたが、営業時間的に車がない場合、朝食と夕食はホテルで食べることになるでしょう。宿泊施設内の食事は主に3つタイプです。

 

1.メインダイニングで食べる

 値段はかなりお高く1万円~です(ホームページの記載による)。1食くらいチャレンジするのもよい記念になるかと思いますが、かなりのボリュームのうえ、ジビエもそれほど積極的に食べたいとは思わなかったので、私たちはパスしました。

 

2.グランピングスタイルでの屋外での食事

     石窯ピザ(昼食)、オープンサンドイッチ(朝)などを屋外で自ら調理し、テラスでいただきます。材料などはすべてお膳立てしてくれているので、本格的なキャンプをしたい人には物足りないと思いますが、簡単な下ごしらえと調理で完成するので楽ちん。グランピングの雰囲気を味わいたい人向けです。自ら作った料理を自然の中でいただく。美味しくないわけがありません!

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朝食のオープンサンドを作成中

 

3.ルームサービス

     宿泊客の滞在するキャビンまで、スタッフの方たちが背負子に荷物を乗せて、急な坂を上って届けてくれます。カレーにはスパイス用の石のすり鉢なども含まれ、かなり重労働かと...。運んでくれてありがとうございますという気持ちでいっぱいでした。

ちなみに、背負子は、かつて強力(ごうりき)という、富士山で登山者の荷物を背負って道案内をする人が、荷物を運ぶのに使っていたそうで、背負子で運ぶというスタイルはそこから発想を得たそうです。

 

グランピングカレーとモーニングボックスは事前に予約が必要。また、あまり大々的に宣伝してはいないですが、この他にも24時間OKのルームサービスもあるそうです。

 

おすすめはモーニングボックス

 

今回の食事の中で1番コスパがよく、満足度が高かったのはモーニングボックスです。

ホテルのスタッフの方が人数分のボックスを部屋まで届けてくれ、テラスへのセッティングまでしてくれます。

箱は河口湖にバス釣りに来る人が使う釣り道具の箱をイメージしているとか。ちょっとしたところにも、この場所ならではの工夫が垣間見れて楽しいですね。

 

 

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この日は晴れていたので、テラスから富士山がくっきりと見えました!とても気持ちがよかったです。水筒の中にはコーヒーとハーブティーが入ってます。

 

あと番外編として、あまりホテル的に歓迎ではないと思いますが、1日目の夜は買ってきたお弁当などを食べるという手もあります。(私たちはそうしました 爆)やはり全食ホテルだとかなりの出費なので...。

何にお金を使うかは人それぞれですが、私は食べ物にはそれほどお金を使わなくていい方なので、ホテルでの食事は正直少々お高めかなと感じました。ですので、ホテル内のサービスと持ち込み、外食をうまく使いわけるのが、個人的にはおすすめです。

 

星のや富士でグランピング体験 その1

今年、やりたいことリストの1つである、「グランピングを体験する」を実現すべく、星のや富士に行ってきました。

HOSHINOYA Fuji | 星のや富士 | グランピング【公式】

星のや富士は山梨県の河口湖湖畔にあり、グランピングができる施設です。星のやというとお高いイメージがありますが、早めに申し込んだり繁忙期を避けると、比較的手頃な価格で宿泊できます。ちなみに予約は2泊から。のんびりしてきました。

 

お気に入りのリュックを選ぶ 

 まずはレセプションへ。受付を済ませると、1人1つ散策に必要な道具の入ったリュックサックの貸し出しがあります。壁一面にかかった中から好きなものを選んで下さいと言われ、服とのコーディネートも考えて、ブルーに赤のアクセントが入ったものに。

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中には空気を入れて使う座布団、虫除けスプレー、双眼鏡、ヘッドランプなどが。お土産として持ち帰りのできるドリンクボトルなどの「冒険グッズ」が入ってました。

 

部屋からは富士山の眺望が

 部屋はコンドミニアムのように1つ1つ独立していて、1番端の2階の部屋でした。富士山がよく見えて絶景。全客室から、富士山の眺望が望めるそうです。

 いいなと思ったのはテラス。ソファマットが置いてあって、座ったり横になったりできます。デスクとして使えるスペースもあるので、食事をしたりちょっとした作業をすることも。テラスは冬はなんとコタツになるそうです!野外コタツって、なんだか楽しそう。

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クラウドテラスでおやつタイム

 クラウドテラスでは、さまざまな催しをしています。ちょうどおやつの時間で、焼きフルーツ、焼きマシュマロを作る体験をしました。焼きマシュマロなんて高校生以来!マシュマロを串に刺し、焚き火で焦げ目がつくまで焼きます。

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 こんがりと焼き色がついたマシュマロはとろりと溶け、そのまま食べてもよし、チョコレートやナッツをトッピングし、ビスケットに挟んで食べても美味!

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すごくワクワクし、童心に帰りました!余談ですが、この日Moco’s キッチンのロケをやっていて、この建物の外でもこみちさんと、EXILE のなんちゃらさんがマシュマロを焼いてました。EXILEの人、最初、日テレのアナウンサーかと思ってしまった私。世間に疎い (笑)

その2につづきます。