星のや富士でグランピング体験 その2[食事編]
食事は車で来た場合、外に食べに行くことが可能ですが、そうでない場合は施設内のサービスを利用するか、歩いて10分くらいのところにあるショッピングモールの飲食店を利用できます(住宅地のため、この他にはほとんどお店なし)。
モールにはカフェのようなお店が2件ほどありましたが、営業時間的に車がない場合、朝食と夕食はホテルで食べることになるでしょう。宿泊施設内の食事は主に3つタイプです。
1.メインダイニングで食べる
値段はかなりお高く1万円~です(ホームページの記載による)。1食くらいチャレンジするのもよい記念になるかと思いますが、かなりのボリュームのうえ、ジビエもそれほど積極的に食べたいとは思わなかったので、私たちはパスしました。
2.グランピングスタイルでの屋外での食事
石窯ピザ(昼食)、オープンサンドイッチ(朝)などを屋外で自ら調理し、テラスでいただきます。材料などはすべてお膳立てしてくれているので、本格的なキャンプをしたい人には物足りないと思いますが、簡単な下ごしらえと調理で完成するので楽ちん。グランピングの雰囲気を味わいたい人向けです。自ら作った料理を自然の中でいただく。美味しくないわけがありません!
朝食のオープンサンドを作成中
3.ルームサービス
宿泊客の滞在するキャビンまで、スタッフの方たちが背負子に荷物を乗せて、急な坂を上って届けてくれます。カレーにはスパイス用の石のすり鉢なども含まれ、かなり重労働かと...。運んでくれてありがとうございますという気持ちでいっぱいでした。
ちなみに、背負子は、かつて強力(ごうりき)という、富士山で登山者の荷物を背負って道案内をする人が、荷物を運ぶのに使っていたそうで、背負子で運ぶというスタイルはそこから発想を得たそうです。
グランピングカレーとモーニングボックスは事前に予約が必要。また、あまり大々的に宣伝してはいないですが、この他にも24時間OKのルームサービスもあるそうです。
おすすめはモーニングボックス
今回の食事の中で1番コスパがよく、満足度が高かったのはモーニングボックスです。
ホテルのスタッフの方が人数分のボックスを部屋まで届けてくれ、テラスへのセッティングまでしてくれます。
箱は河口湖にバス釣りに来る人が使う釣り道具の箱をイメージしているとか。ちょっとしたところにも、この場所ならではの工夫が垣間見れて楽しいですね。
この日は晴れていたので、テラスから富士山がくっきりと見えました!とても気持ちがよかったです。水筒の中にはコーヒーとハーブティーが入ってます。
あと番外編として、あまりホテル的に歓迎ではないと思いますが、1日目の夜は買ってきたお弁当などを食べるという手もあります。(私たちはそうしました 爆)やはり全食ホテルだとかなりの出費なので...。
何にお金を使うかは人それぞれですが、私は食べ物にはそれほどお金を使わなくていい方なので、ホテルでの食事は正直少々お高めかなと感じました。ですので、ホテル内のサービスと持ち込み、外食をうまく使いわけるのが、個人的にはおすすめです。