神楽坂 毘沙門寄席に行ってきました

f:id:nao-olive:20180424070013j:plain神楽坂毘沙門寄席、第43回 菊之丞の会で落語を楽しんできました。

以前から気になっていたものの、気づいたときはいつもチケット完売で、今回は早めにチケット入手しました。ちなみにチケットはメールで予約して当日会場で受け取るか、毘沙門天の前にあるお煎餅屋、福屋さんで事前に購入できます。

会場は畳の上に座布団を敷いて座る昔ながらのスタイル。開演の19時ギリギリに着いたのですが、ほぼ満席でした。

今回、3つの話を聞きました。まず最初は古今亭まめ菊さんによる「たらちね」。お嫁さんをもらって喜ぶものの、言葉づかいが丁寧すぎて言っていることがよくわからず、コミュニケーションに四苦八苦する男性を面白おかしく演じていました。

 

2つめは菊之丞さんによる「 稲荷車 」。自分が狐の神様だと言って、臆病な車夫をだまそうとする客。車夫が車を引きながら話す様子を体の動きで表しているのですが、とても臨場感ありました。最後は正直者の車夫が得をしてよかった。

 

ここで休憩。ドリンク(ワイン、お茶) とチーズ、チョコレートなど、ちょっとつまめるものが出ました。期待してなかったため、ちょっと嬉しい。

 

最後の演目は菊之丞さんの「井戸の茶碗」。2人の義理堅い武士と、その間に入って右往左往する「くず屋」の話。仏像を売って手に入ったお金をどちらも受け取らず、どんどん話が複雑に、そして面倒くさい(!)ことになっていきます。

 

落語、話し方の勉強にもなるし、とても面白いです。平日の夜、こうやって日本の古典芸能にふれるのもいいなと思いました。